ウイークエンド横浜ワンナイトクルーズ2010

_{にっぽん丸ウイークエンド横浜ワンナイトクルーズ2010}

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食事

写真は今回から、Lumix DMC-ZX3のインテリジェントオートで、720x540に縮小してあります。

1年半も経つのに足の骨折がなかなか完治せず、自由に歩き回れないし、金属ピンを抜くための再手術のスケジュールが延び延びになっていて、クルーズの予定を入れにくかったのですが、にっぽん丸が改装されたのをぜひ見たくて、とにかくもこのワンナイトに行くことにしました。

にっぽん丸の改装関連で設備もサービスも良くなったようで、今回、私が気が付いたことに加えて、資料で分かる変わったことをまとめておきます。

船の外観ですが、今まで、ほぼ喫水線より上は白かったですが、かなり上の方(2階と3階の間くらい）まで濃紺になりました。バルコニー付きの部屋がかなり多数できたため、いわゆるマンションっぽい感じのところも。

1階のシアターはなくなり、シアターは、今までカジノだったところでかなり小さくなりました。その代り、プールサイドで上映することもあるようです。

2階のフロント付近

4階以下のステートは、4階と、2階の前方の広い部屋がスーペリアで、ベッドが並行になりました。1階がスタンダード、残りがコンフォートと呼ばれるようになりましたが、あまり変わっていないようです。

5階は行かなかったのでよくわかりませんが、デラックスの部屋が中心。eカフェ＆ライブラリでインタネット関連が強化されたのだろうと思います。有料ですがここで自分のパソコンを無線LANでネット接続できるはずです。衛星経由でほぼ世界中でネットが使えることになります。

6階も行ってないので想像ですが、エレベータと操舵室の間は今までは船員スペースでしたが、スイートになりました。カジノがマーメードシアターに。なおカジノはドルフィンホール2階（5階）の右舷側になりました。今までの屋外の広い板張りのデッキだったあたりに、寿司バー潮騒、その先にレストランの春日があります。その外がダイニングテラス。

7階は、前からホライゾンデッキ、ホライゾンラウンジ、茶室吉野、スパ＆サロン、オアシスジム＆オアシススタジオ。今まではかなり古いトレーニングマシンが置いてありましたが、今回一新されたようです。続いて、リドテラス、プール。このあたりは基本的には同じですが、テーブルが数が増えて落ち着いた雰囲気に変わっていました。なお私はリドというのは船尾ということだと思っていたのですがプール（海水浴場）ということなのかも。さらに船尾側に屋外のスポーツベランダとスポーツデッキがありますが、面積的には狭くなったと思います。

８階はいままでと変わらずかな。階段でないといけません。今まであったアンテナなどがあってたまに解放されるデッキは何階にあったか忘れました。

私の部屋は2階のコンフォートステートで、スイートやデラックス関連のことは分かりませんので、すべて省略。

部屋の鍵が、カードキーになり、それもおそらくICカードで、ドアノブの近くにタッチするだけで、開錠されて楽です。（他の船は、多分磁気カードでスロットに入れる方式）もちろん、有料サービスの支払いや、上下船のチェックにも使います。

今まで置いてあったゼリーに代わり、チョコレートと飴になっていました。冷蔵庫にジュースなども入っていましたが、これが無料かどうかどこにも書いてなかったと思います。どうも貧乏性でビジネスホテルだと有料で申請という感覚があり手が出しにくい感じ。そういえば飛鳥ではジュースなどは無料だったような。

今まであった壁の時計がなくなっていました。

びいなす流に時間を気にせずクルーズを楽しむということかもしれませんが、アナウンスはないので時間がわからないとイベントに行けないと思うのですが。

TVは横長の新しいものでしたが、放送自体はアナログで、船内で伝送される電波の具合がイマイチのような。放送内容はほぼ同じ。TVで時間が出るように書いてありましたが、チャネルによって小さく出る程度で見にくい。専用の時計代わりのチャネルを作ってほしい気もします。他は部屋は特に変わっていないと思います。

レストランは瑞穂しか行っていないのですが、特に変わりなし。あえていうと、水を飲むのにチューリップ型のグラスでなく普通のコップになっていました。いずれにせよ、食事などは、新しいところへ行かないのなら、今までと全く同じといえると思います。

ドレスコードですが、カジュアルが、カジュアルとスマートカジュアル（上着ありのネクタイ不要）、になり、インフォーマルがセミフォーマルになり、フォーマルと合わせて4種類になりました。今回はセミフォーマルですが、まあ、いままでのインフォーマルと同じと言ってよいと思います。なおドレスコードの終了時間は、手引きでは終日なのですが、実際にはメインショー終了時までで今までと同じでした。

以下、●は私が行ったもの、・は行かなかったものです。

■2010.11.19(金)
1泊なのでなるだけ荷物を絞り、スーツ入れと、あとはショルダーバッグに入るだけにしました。タクシーで大桟橋へ。関内付近に酉の市が立っていました。大桟橋の中はまだAPECの名残があり、またクリスマスの飾りつけなども。

●1700-1730 受付
ほぼ定時に、上の階からチェックイン。乗船。

・1700-1848 プールサイドシアター「マンマミーア」
びいなすのメコンにあるような感じで、大型TVがあったような。

・1730 船内ツアー
いきたかったのですが、足の具合がよくないので止めました。

・1800 横浜出港
スパークリングワインなど出たと思いますがパス。

天候は、クルーズを通して、曇り時々晴れ。波は、ほぼなく、全然揺れませんでした。むしろ、エンジンの振動が気になることも。ただ、伊豆大島以南は雨。茨城～千葉東方は、かなりの高波のため、航路は相模湾を周遊程度。まあ、いつものことです。

●1830-2030 ウエルカムディナー 2階瑞穂写真はこちら
オードブル平目のカルパッチョいくら添え二色ソース
スープオニオングラタンスープチーズバケット
魚料理鯛のグリルと帆立のプロバンス風アメルケーヌソース
グラニテ青りんごのグラニテ
肉料理牛肉テンダーローインステーキ・シャリアピン風オニオンソース
サラダ白アスパラガスとミニトマトのサラダクリスタルリーフ添え
にっぽん丸特製パン
デザートアールスメロンと焼きリンゴモンブランマンゴアイスクリームを添えて
飲み物コーヒー、エスプレッソあるいは今夕の紅茶（セレモニー）

次々となかなかいいペースで出されて、待たされる感じは無し。パンが出るのがちょっと遅め。メニューの用紙は同じですが、今までフランス語だったのが英語になったような。内容はいつものにっぽん丸と具体的に違うところはないのですが、なんか微妙に違和感を感じたのですがなぜかよくわかりません。まあポアレといわずにステーキと言っているのが違うとかそういったことなのか。料理長さんが変わったかどうかは分かりません。まあ、あえていうと、遊び心を感じなかったというあたりなのかもしれませんが、だとしたら今回だけのことだということになります。というか、春日の方も忙しくて手が十分回らなかったということでなければいいのですが。

・2020-2140 カクテルパーティ＆メインショー「ルベルベッツコンサート」ドルフィンホール
アルコールは飲めないし、男性コーラスには興味がないのでパスしました。いちおうTVで見ていましたが、チーフパーサのKさんの挨拶くらいから中継あり。

・2140-2340 カジノゲーム 5階カジノラウンジ「ビギナーズラック」

・2200-2230 フィットネス「リラクゼーションストレッチ」 7階オアシススタジオ

・2200-2230 ナイトメロディチャリス＆リック 6階ラウンジ「海」
行けたら、運動と音楽とどちらを取ったか。ちょっと悩ましい。できればずらしてほしいですが。

・2200-0006 ナイトシアター「おとうと」6階マーメイドシアター

・2200-0100 ソシアルダンスタイム 4階ドルフィンホールフォードルフィンズ（2345-0015はディスコタイム）

・2230-2330 ナイトスナック 2階瑞穂
玉子とじ素麺
稲荷寿司
芋きんつば
カットフルーツ
香の物
日本茶、ウーロン茶、ジュース

最近の習慣でパス。

他、飲食関連
1800-2300 寿司バー 6階潮騒

飲み物（コーヒー、紅茶、ジュース、ウーロン茶等）
乗船-1830 7階ホライズンラウンジ
乗船-2330 6階ラウンジ海
乗船-2230 7階リドテラス

リドテラスでは他にも、2200まで、黒毛和牛パティのハンバーガー、ゴディバのチョコレートドリンク「ショコリキサー」、磐梯（ばんだい）サイダー（会津磐梯山の水を使ったとのこと）、アイスクリーム、シャーベット

といった具合で、今までの、特にワンナイトのに比べると、はるかに多彩なイベントが行われ、飲食も豊富になりました。私は、足の都合もあって、部屋に籠っていて、2230くらいには早くも就寝することに。よく寝られました。

■2010.11.20(土)
0700のモーニングコールで起床。

・0630-0730 モーニングコーヒー＆ティー 7階ホライズンラウンジ、6階ラウンジ海
コーヒー、紅茶、ジュース、ウーロン茶、デニッシュ・ペーストリー

ここでも他の船並みに食べ物が出るようになりました。

・0700-0730 おはよう体操 7階スポーツデッキ（雨なら4階ドルフィンホール）
今まではワンナイトではなかったですが。

●0700-0900 朝食 2階瑞穂和食膳と洋食ビュッフェ写真はこちら
和食
若布と豆腐の味噌汁
紅塩鮭火取りおろし大根
三つ葉入り巻き焼き卵
魚河岸揚げ含め煮
とろ湯葉
焼ききびなご棒天
納豆、味付け海苔、香の物
白粥、とんぶり粥、あるいは御飯

洋食のビュッフェは今までと同じ感じです。和食はやはり他の船より皿数が多いと思います。こんな朝食を毎日食べられたらいいのにな。

・0700-0900 朝食 6階オーシャンダイニング春日アメリカンダイニング。
朝食（と、今回はないですが昼食）は、上位の部屋でなくても春日で食べられます。肉類（ハム、ベーコン、ソーセージ）、卵料理、サラダなどを選び、パンや飲み物が出てくるスタイル。私は米国で何回か経験があるのを少し豪華にした感じかな。ルームサービスだとなおよい。（やっているか知りません）

●0900-下船時間リドグリル 7階リドテラス軽食。

今回は、ホットドッグ、オムレツ、コーンスープ、コーヒー等が出ていました。私はコーヒーを飲みに行きました。ここは空調の利きがイマイチなのが弱点。

なお、コーヒー等は7階ホライズンラウンジ、7階ラウンジ海、7階リドテラスでも。

・1000 横浜入港
上から順に下船。

タクシーで帰宅。 1100ころ自宅に到着。

非常に不十分ながら、とにかくも改装の結果を体験できて、少なくとも改悪された点はなく、全体にずいぶん改善されたことが感じられたので、安心できたことなど、満足しています。船内に最少しか行けなかったですが、それでも、レストランなどから海を見たりで、久々のクルーズの感覚を少し取り戻せたと思います。今回の改装およびサービス改善で、今まで飛鳥等に明らかに「負けて」いた点がほぼ払しょくされ、、まあ、船体が小さいことだけはどうしようもないですが（でも歩く距離が短くて済む）、最高といえるようになったと私としては判断します。